催涙スプレーについて
催涙スプレー・催涙ガスとは暴漢に襲われたとき暴漢の顔などに向けて発射することで、眼や鼻の粘膜に作用し、長時間激しい痛みまたは涙が止まらなくなるという画期的な護身具です。その種類には様々なものがあります。
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合法!?
まず催涙スプレーを持とうとする方が一番最初に思うことは、こんな武器みたいな催涙スプレーを購入・所持することがこの日本で認められているの?という事じゃないかと思います。
結論からいえば認められています。
ただし、催涙スプレーを携帯する場合気をつけなければ軽犯罪法に触れてしまいます。「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた場合」は軽犯罪法違反となります。催涙スプレー所持の目的が護身用であれば・・・判断が難しいところです。。催涙スプレーを他の目的での使用、所持は当然の事ながら認められていません。また、催涙スプレーを所持している時、警察官に職務質問された場合はっきりと護身用だとを説明できなければなりません。護身用だと説明しても催涙スプレーを没収されたという例も多くあります。
スプレータイプ
スプレータイプには大きく分けて2種類あります。以下で説明する「噴霧タイプ」と「液状タイプ」です。
その他にフォームタイプやジェルタイプも販売されている。
それぞれに特徴があるのでよく理解してから使用するようにしてほしい。
また最近は下記の2種類に加え鳥もちの様にネバネバした液体を発射するタイプもあるようだ。
噴霧スプレータイプ
一般的にスプレーといったらこのタイプを頭に浮かべる人が多い。
ヘアスプレーや殺虫剤の様に霧状に発射される。
催涙ガスが広範囲に広がるのでねらいをしやすい。また、大勢の相手にも対応できるという長所がある。
しかし、霧のため風が強い日はガスが散る為使用が難しく、向かい風の時は自分にもガスの被害が及ぶ場合もある。
液状スプレータイプ
このタイプは液体をそのまま水鉄砲のようにとばします。一般的に噴霧タイプよりも飛距離が長く離れた相手にも有効だ。また、風がある日でも使用でき、自分に被害が及ぶ様なこともほとんどないというのも長所だ。しかし液体発射のため確実にねらわなければ暴漢にヒットしないためねらいが難しい。
しかし慣れればこちらの方が使いやすいと言う声もあります。
後遺症は?
催涙スプレーを使った事により、相手が死もしくは後遺症を残すことは無いのだろうか?
無いといっても過言ではないでしょう。催涙スプレーの効果は一時的なもので数分もすれば元に戻る。また、催涙スプレーの成分が体内や皮膚に悪影響を及ぼうような事もほとんどないと言っていいだろう。
効果的使用法
催涙スプレーを使うときほとんどの人が人差し指を使って発射させると思うがスプレーをする場合、親指を使うと以外と使いやすい。噴霧タイプと液状タイプで多少使用法も異なる。まず噴霧タイプはできるだけ相手に近づき使うようにする。
距離が遠い場合は手を伸ばしてでも近距離発射をねらった方がよい。また多少距離が遠い場合は暴漢のあご付近をねらうとよい。催涙ガスが上昇し暴漢の眼に作用する。
液状タイプは多少距離があっても相手をとらえやすい。まず暴漢の胸付近をねらい、手を振り上げるようにして顔近くに発射すればいい。顔付近にヒットすれば液体が蒸発して相手の目などに作用する。
噴射時間は?
催涙スプレーの噴射可能時間はスプレー缶の容量でおおむねわかります。
噴霧タイプなら容量の約半分の秒数が噴射可能時間です。つまり60cc催涙スプレーだと約30秒ほどです。
液状発射タイプはおおむね1/5くらいの秒数となります。60ccなら10秒くらいです。
しかし、あくまでも目安として考えてください。商品によって多少異なります。
ピストル型って?
よくピストル型催涙スプレーってなんか意味があるの?と聞かれますけどピストル型催涙スプレーはただデザインでこういう形になっているだけではありません。例えばバックの中に催涙スプレーを入れている場合いざというときにバックに手を入れて催涙スプレーを取り出すと思うが、その際に通常の円形だと吹き出し口がどっちかわからず攻撃までに多少時間がかかることでしょう。しかしピストル型だと手触りだけで吹き出し口がわかり即攻撃が可能です。
命にかかわるような場合この一瞬が大きく左右する事でしょう。